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「すみか−いつの間にかパッケージ化され、カタログから選んで買わされるモノになってしまった住処を、自分の手に取り戻すことを目指します」

 

(以下、金沢21世紀美術館HP Good House,Nice Body〜いい家、良い体より)
高嶺が鋭敏に嗅ぎ取った現代住宅に潜む「インチキ臭」への嫌悪を出発点とし、メンバーや来場者とともに「ひとが住む場所とは何か」ということを自分の身体を使って、作り、感じ、考え、発信するワーク・イン・プログレスのプロジェクトです。

今回、高嶺がプロジェクト・パートナーとして招いた土嚢建築の研究・実践者である渡辺菊眞氏(高知工科大学准教授、D環境造形システム研究所)、そして公募で集まったメンバーらとともに、土嚢や廃材を用いた建築を実践する中で、各自が「Good House〜いい家」について考え、それぞれの「すみか」を取り戻すことを目指します。