Model

最初のモデル(【試作壱号】)。全てRC造。日本標準型(北緯35度)。日時計へ向かう直進階段と、日時計ウラの空間はなかった。(2008年)

【試作弐号】の基本骨格。【壱号】に日時計ウラの影の空間が付与される。高知型(北緯33度55分)として計画。また日時計に向かう緯度勾配の直進階段も設置される。南面と屋根は木架構造とした。「宙地の間」の素形である。(2011年)

【試作弐号】のコンセプトスケッチ。天と地に呼応し、木々は天の光を受けて地から伸びる。混構造の由縁でもある。

【試作参号】。風景への呼応と、庭とのコンビネーションを図ったもの。庭に闇性を、屋内に光性を。光と闇の振動の在り方の1バリエーション。(2011年)

【試作参号】の空間要素構成図

【試作参号】のコンセプトスケッチ。光と闇の対立と合一が建築となる。

【宙地の間】初期スケッチモデル。自邸として奈良県生駒近辺を想定して計画。建売り敷地にも対応できるようなスケールに。【試作弐号】の実施計画版。RC造。(2012年)

【宙地の間】実施汎用モデル。初期モデルを木造に変換。RCの名残は高基礎として残る。ここが蓄熱部位となる。敷地が未定の状態。(2013年)

【宙地の間】実施固有モデル其ノ壱。敷地が生駒郡平群町に決定。東に倉庫塔が独立して併置されているのが見える。東風景の額縁としての倉庫棟という発想はここから見られる。(2014年)

【宙地の間】実施固有モデル其ノ弐。倉庫棟と母屋が大屋根で結合される。ほぼ実施案と同じだが、まだ半地中化がなされていない。(2014年)